定期総合教材の優位性

定期総合教材の優位性

私たちは新学期直前のこの時期に、家庭学習教材の案内のために小、中学生のお子様がおられる家庭に訪問をしています。
その際に「うちの子は家庭では全く勉強しないから、塾に行かせる。」と言われる保護者がいました。
そこで、今回は子どもに家庭で勉強することの意味と効用を説明し、総合家庭学習書の特質について考えたい。

家庭学習教材はお子様の学力向上のために役に立つか

家庭学習教材を活用することは、大いに実力をつけられます。
それにはご両親が教材の特質を熟知して、お子様に励ましながら与えることが条件になります。

結論から申し上げると

ポピーのような月刊誌は教材の持っている幅広い見識と創造性からいって、重層的な学力をつける点で多大な貢献があります。
それは指導者の基で問題の習熟を図り、学力の構築を図る学習塾よりも優位であると考えます。
以下にその理由を説明していきます。

第1に、見える学力と見えない学力からの観点から教材の優位性は明らかです。

学力には「見える学力」→点数で評価できる学力と、「見えない学力」→点数で評価できない個々人が内在してる学力に分けられますが、「見えない学力」は①想像力②好奇心③忍耐力④積極性⑤事象を客観視する能力等々が基になっています。
学習書を活用することによって、幅広いジャンルの知識を吸収し、元々内在している「見えない学力」を刺激し、顕在化することができるのです。

第2に、学習書は文字を正確に読んで理解し、解答するという能力をUPすることができます。

起承転結の時間的な軸を理解し、思考を深めることは困難が伴いますが、そのことをマスターしたとき、そのプロセスの中から、論理的な思考力が身についてきます。
論理力こそ、実生活の中で実践的に活用できる資質であり、この能力を身につけた者は「鬼に金棒」といえます。
第3に、学習書は自分の置かれた立場を客観視して把握する力を養います。
人は10才前後(小学3-4年生ぐらい)から集団の中での自己を客観的にとらえる力が目覚めてきます。 学習書の中で設問の意味を正確に理解し、分析し、解答を導く作業はこの能力を培うことができます。
一般的に設問の意味を正確に把握することは、そのことになれていない子どもにとって、困難を伴いますので、そのときは保護者がヒントを与え、そのプロセスを身につけられるように応援することが大事です。学習書でつまずくのはこのパターンを逃避するところに原因があります。

第4に、学習書は優先順位をとらえる力を育みます。

つまり、今自分がしなければならない要件を総合的に判断する力をつけることができます。

第5に学習書で勉強することは忍耐力のある資質を育成していきます。

学習書の第一歩は文字認識という労苦ですが、この労苦を凌駕したときにしぶとく何とか突破口を開こうとする能力を開花させます。
文章を読んで、その相手の考え方を正確に把握する力は、人間生活の上で最も大事な条件となります。

第6に、学習書は高い倫理観を構築できます。

学習書の中に展開されるお話、教育書、会報等の中から、世の中の流れを読み取り、自己の中で応用することによって人間形成の大きな貢献力となります。

結論

中国の指導者の周恩来は、「人生には限りがあるが、知識には限りが無い。」といったそうです。貪欲に知識を吸収する力は好奇心としてとらえられますが、総合学習書は幅広い知識を獲得する上で、なくてはならない要件といえます。
この幅広い知識欲が、やがては「見えない学力」となってその人を根本的なところで支え続けるのだと思います。全家研初代総裁の平澤興先生は勉強は良い習慣作り。習慣作りは人づくり。人づくりは人生作り。と言われ、総合学習書の優位性を力説されています。