家庭学習の重要性

家庭学習の重要性 

  • 人類だけが持っている特質
    人間は両親だけでなく、祖父母等もが、子育てに関わる動物だと言われています。
     私たちの祖先はアフリカに誕生し、約6万年前にアフリカを出発し、世界中に広がりました。その原動力はその集団の相互コミュニケーションだったとされています。
  •  家庭学習は学校の授業と繋がり、その予習と復習を家庭で学習することです。
     子どもたちは学校で多種多様な授業を受け、日々知的領域を拡大し、成長しています。この知的領域の拡大は一部の天才を除いて、学校だけで完結できるものではありません。なぜなら、ある特定の学習を不完全理解のまま授業が終わった場合は、次の授業はさらに理解がしにくくなるからであり、学校の授業は以前の授業の理解を前提にして、積み上げられているからです。
  •  一度理解できない局面を作ってしまうと、それ以降は理解不完全が続いていきます。
     したがって、学校授業を家庭で予習、復習することはその授業の理解と習熟を確実にする方法として不可欠なのです。
  •  まず、復習ですが、学校授業の内容をもう一度家庭でおさらいする事
  •  記憶の残存率を研究したエビングハウスは記憶をできるだけ多く保持するコツ を説明しています。
  •  それは24時間以内にもう一度復習することだと結論づけました。
  •  さらに、教室授業の予習をする事によって、授業の理解がより確実になります。
     中国の孫子の兵法に「彼れを知りて己を知れば、百戦して殆[あや]うからず。」と述べています。 つまり、敵の状況と味方の状況を深く知って、戦うところに勝利は得られると説明しています。
     学校授業を予習する事は孫子の兵法に基づくと「敵を知る」ことであり、先生の講義の情報を把握して、それに備え、自らも、思考を合わせて、講義に備えることであり、このことにより確実な授業の内容把握ができるのであります。
  •  この事が次のステップの授業の理解を確実なものにしていきます。
  •  また、家庭での予習と復習は、自己への自信を増大し、もって大脳の活性化を図るスパイラル的な広がりを持つという相乗効果も期待できます。

  家庭学習を定着させる方法

  •  毎日決まった時間に②同じ場所で③短時間でよいから実践させるのがよいでしょう。
     やっているときはテレビ等はつけない。集中して実践させる。また、体を正しい姿勢で、机に向かい、きちんとさせる事が大切です。 させる場所は必ずしも勉強机でなくても、家の中で、母親等の周りの人の目に届く範囲内で実践させることがコツです。 そして、やりきった事を何はともあれ、認め、ほめることが子どものやる気を育成します。このような方法で徐々に習慣をつけていくように周りの方が努めることが大事です。

 家庭で育成された学習習慣

  •  親からの「指示待ち態度」を脱却し、自発的・能動的な意志教育に繋がっていきます。 教育の4要素は「知・情・意・体」ですが、「情・意」は人に本来備わっている特質を如何にして引き出していくかが課題です。
  •  たとえば、強い意志と怠け意志は両方とも人に内在しているのです。 この内在している特質はきわめて、周りの人間集団に影響されます。 周りの人間集団が、積極的、進取の気質の家庭であれば、その子ども達は同じような気質を世襲するのではないでしょうか。
  •  親子のコミュニケーションの共通の話題こそが重要です。
     子どもの中に本来内在してる自発能動学習は周りにいる方々の対応であり、家族の間での楽しい会話であり、対話を交わすことにことにより、育成されます。