語学への関心を

語学への関心を

 私どもの本部はJR網干駅の近くにあります。駅前には郵便局があって、夕方になると若いお母さん達と幼児・小学生の子ども達をよく見かけます。英語教室があるからです。英語を子どもの時から習わせたい。英語を聞き取れる能力を身につけたい。との関心が感じられます。国際化の時代を迎え、ますます英語を使う機会も増え、社会人になったときに海外出張の機会も出来てくると予想され、その準備を怠りなくする考え方が、この光景を作っているのではないかと思われます。

日経新聞が主要大学を対象に実施したアンケート調査

 その回答者の半数近くが、10年後に学内からの海外留学生数が3割以上増えると予想していることが分かってきました。
 また、海外からの留学生も3分の1の方が、3割以上の増加を見込んでいます。
 今後の産業界などの人材ニーズに応えるため、世界に開かれた教育を巡る競争が激化しそうだと考えています。

*「かけはし」編集部の中塚全紀の体験
 約35年前にフィリピンに「海外協力隊」の一員として3年間赴任しました。「英語」を学びたいという欲求よりも、異文化を自分の目で見て確かめたいとの動機の方が強かったように思います。
 あるとき、英語を教えてもらっているカナダ人のインストラクターより、「Mr.中塚はどうして海外で働きたいのか?」と聞かれ、「英語をマスターしたいため。」と答えたところ、彼女は「英語をマスターしても生活の糧にはなりませんよ。」と言われたことが印象的でした。

 その体験を通して

 現在は国際化の時代になり、私たちの周りにも外国人をよく見かけます。このような時代に十分対応するためには、グローバルな人材育成が不可欠です。

 グローバル人材とは

 厚生労働省によれば、「未知の世界、時に非常に厳しい環境に、『面白そうだ』『やってみたい』という気持ちで、積極的に飛び込んでいく前向きな気持ち、姿勢、行動力を持っていること。そして、社会人となり、入社後に一皮、二皮剥けるため、『最後までやり抜く』『タフネスさ』があること。しっかりと自分の頭で考え、課題を解決しようとすること。」と定義されています。
 私どもの提唱する「自発・能動的活動と心構え」がその主軸の考え方ではないでしょうか。

ところで

 ある雑誌に、日本の大学生は、4年間で平均100冊の本を読了するのに対して、米国の大学生は、4年間で平均400冊を読了するという記事がありました。
 このことから浮かび上がって来ることは、語学を学習すると同時に子どもの時に読み聞かせをして、物事に対する好奇心を育み、何事も自分の頭で考える能力を身につけさせることが、最も重要な前提条件と言えます。
 その上で、国際交流のコミュニケーションをとるための手段として英語力の習得があるべきではないかと考えます。

 結論

 語学への関心を持つこと、そして英語力を向上させることは大事な事です。
 そのためには日本の社会の中で、TOEFL等の語学の資格があらゆる機関で宣揚することが今後の課題であります。そうすることによって、英語力の向上と意識改革が進んでいくと考えます。
 それと同時に、未知の世界に飛び込んでいく勇気、途中で投げ出すことなく忍耐強く物事をやり遂げる能力を育成する事を、同時進行で行うことこそ最も大事なことと言えます。