読み聞かせの大切さ

投稿日: カテゴリー: 子育て関係

厚生労働省は1月1日、平成24年(2012年)人口動態統計の年間推計をホームページに掲載した。出生数は103万3,000人(推計数)で、平成23年の105万806人(確定数)より約1万8,000人減少し、近代的な人口動態統計制度が実施された明治32年(1899年)以降の統計が残る年のうちもっとも少ない人数となる。

 人口千人に対する出生率(平成24年10月1日時点の推計日本人人口125,950,000人で算出)は8.2人でアメリカ(2009年)の13.5人、イギリス(2010年暫定値)の13.0人、フランス(2011年暫定値)の12.6人、韓国(2010年)の9.4人を下回り、ドイツ(2011年暫定値)の8.1人、シンガポール(2011年)の7.6人よりは高い数値となりました。

 このような調査結果が発表されるにつけ、改めて、日本の将来を担う子どもたちに健やかに逞しく成長されんことを祈ります。

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 今回は幼児期の読み聞かせの大切さについて考えてみたい。

 前々回の「かけはし」は想像力について特集しましたが、幼児期の読み聞かせは、子どもの中に内在している想像力を開花させる上で、必須の要件です。

 読み聞かせは、文字を識読出来ない幼児に代わって、文字の中に展開してる作者の想いを感情移動する作業であり、この毎日の日課的な読み聞かせにより、幼児の心の中に豊かな想像力を育成することが出来るのであります。

 また、読み聞かせをすることにより①原因、②展開、③結末の時間軸のイメージがとらえられるようになります。例えば、あるときに学校の先生から叱られたとします。

 イメージ力が豊かな子は、何で叱られたかについての理由を明快に認識できているため、もっともだと納得できます。

 反面、イメージ力の乏しい子は何故叱られたのかについて、明快にイメージが働かないため、何で叱られたかが納得できず、かえって先生に反発してしまうこともあります。

 さらに幼児期における読み聞かせは、イメージ脳と言われている右脳を成長させる働きがあることが判ってきました。

 1981年、カリフォルニア大學のロジャースペリー教授が右脳研究でノーベル賞を取ってから、右脳研究が盛んになってきましたが、その説によると、6才以降、イメージ脳と言われる右脳の発達を人間脳と言われる左脳が邪魔をしてくるそうです。

 幼児期は左脳が未発達のため、邪魔をすることなく、読み聞かせによる右脳への刺激は有効に働き、美事な発達を促進します。

 つまり、幼児期の読み聞かせは想像力の基になる右脳を刺激し、育成する確かな方法なのです。

 それではどんな本がいいのでしょうか? 私は物語り風の童話を推薦します。

イソップ、アンデルセン、グリム兄弟等々の西洋の童話、また、「鶴の恩返し」「笠地蔵」「かぐや姫」「浦島太郎」「桃太郎」「はなさかじいさん」「さるかに合戦」「一寸法師」「かちかち山」「おむすびころりん」等々の日本の童話もいいでしょう。 そして、同じ本を繰り返し読んでいくことも良いと思います。

 読み聞かせの時期については、胎内から始めるといいでしょう。生まれた後は赤ちゃんを膝にだっこしながら、毎日日課的に実践して下さい。日中忙しかったら、夜に添い寝をして読み聞かせもいいと思います。

 ともかくも幼児期の読み聞かせは大変重要な働きかけであることを断言しておきます。

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